2019年08月03日
午前4時。
遠慮がちに白み始める東の空。
行く先に連なる信号はオールブルー。
まだ眠っている街を起こさぬようゆっくりとアクセルを踏み込む。
午前6時過ぎ。
陽がすっかり上り切ったポイントに到着。
潮は上げに向かっていた。
弱いながらも逆流し始めている河口の流心。
シュリンプのトレーラーをつけたチヌリグをフルキャストする。
真っ青な夏空に、真っ白なPEラインがループを描きながら放出されていった。
着水とほぼ同時に着底。
極めて浅い。
アクションは単純なズル引き。
見切られないように早めに、且つ浮き上がらないように遅めに巻いてくる。
このさじ加減が面白い。
小さいがマゴチを釣り上げた。
一般的にこの釣りの本命はチヌになる。
しかしターゲットを決めていないから釣れれば何でも嬉しい。
上げ潮の河口にはコトヒキやシーバスも入り込んでくる。
釣りたい釣り方で、釣れる魚を釣るのが自分流。
陽が高くなってくるとさすがに釣りを続けるのが過酷になってくる。
涼しげな木陰に逃げ込み、休憩を取ることにした。
浜を横切る南風が心地よい。
氷結で喉を潤しながら、海水浴を楽しむファミリーを遠目に眺めている。
自分も海辺の風景に同化した気分になっていく不思議な感覚。
ヒップバッグを枕に、レジャーシートに横たわると潮騒が徐々に遠ざかっていった。
やがて陽は西に傾き、暑かった1日も終わろうとしている。
8月に入り、日の出は遅くなり日の入りは早くなっていく。
猛暑が続く舞台裏で、夏は確実にエンディングへと向かっている。
時の流れでさえ切なく感じる夏の夕暮れ。
漁港はまだまだ熱気に包まれていた。
遠慮がちに白み始める東の空。
行く先に連なる信号はオールブルー。
まだ眠っている街を起こさぬようゆっくりとアクセルを踏み込む。
午前6時過ぎ。
陽がすっかり上り切ったポイントに到着。
潮は上げに向かっていた。
弱いながらも逆流し始めている河口の流心。
シュリンプのトレーラーをつけたチヌリグをフルキャストする。
真っ青な夏空に、真っ白なPEラインがループを描きながら放出されていった。
着水とほぼ同時に着底。
極めて浅い。
アクションは単純なズル引き。
見切られないように早めに、且つ浮き上がらないように遅めに巻いてくる。
このさじ加減が面白い。
小さいがマゴチを釣り上げた。
一般的にこの釣りの本命はチヌになる。
しかしターゲットを決めていないから釣れれば何でも嬉しい。
上げ潮の河口にはコトヒキやシーバスも入り込んでくる。
釣りたい釣り方で、釣れる魚を釣るのが自分流。
陽が高くなってくるとさすがに釣りを続けるのが過酷になってくる。
涼しげな木陰に逃げ込み、休憩を取ることにした。
浜を横切る南風が心地よい。
氷結で喉を潤しながら、海水浴を楽しむファミリーを遠目に眺めている。
自分も海辺の風景に同化した気分になっていく不思議な感覚。
ヒップバッグを枕に、レジャーシートに横たわると潮騒が徐々に遠ざかっていった。
やがて陽は西に傾き、暑かった1日も終わろうとしている。
8月に入り、日の出は遅くなり日の入りは早くなっていく。
猛暑が続く舞台裏で、夏は確実にエンディングへと向かっている。
時の流れでさえ切なく感じる夏の夕暮れ。
漁港はまだまだ熱気に包まれていた。