漁港の釣り人

寒波が到来する

中途半端な寒さなら釣行を見送るのだが、ここ数年で最強の寒波というので強行する事にした

どれだけ寒いのか？

ものは試しに体感してみようとバカな考えが頭をもたげた



晴れてはいるものの怪しげな空模様


あの雲が寒波なのだろうか・・・


漁港では、釣り人が姿を現してはすぐに立ち去っていくという状況だった

まるで逃げるように

寒さが半端ではなく、魚からのレスが一向にないからだろう


いっぽうで自分は寒くはなかった

日頃から薄着で釣りをしているのだが、今回は念入りに防寒対策を行っていたからだ


とくに腰に貼った使い捨てカイロが効果的であった

暖められた血液が身体中を巡ったおかげで寒い思いをせずに済んだ


しかし釣果のほうは散々であった

バイトすらないという不甲斐ない結果に終わった


それでも港の冷え切った潮風を精いっぱい吸い込んで、週末の息継ぎをすることができた