2017年01月03日
紅白にカウントダウン、初日の出に初詣
世間は正月ムード一色に染まる
そんな正月も自分にとっては単なる連休に過ぎない
イベントに盛り上がる群衆を尻目に海へと向かう
今回のミッションはニューロッドの試釣だ
SHIMANO Soare BB Ajing S704LS
廉価版ロッドがセールで更に安くなっていたのでリアクションバイトしてしまった
ショートが流行りのアジングロッドの中ではロングレングスの部類になる
ただしアジを狙うつもりで購入したわけではない
パツンパツンで感度ビンビンのカーボンソリッドで根魚やシーバスと遊んでやろう
そんな魂胆を抱きながら16号を富津へとひた走る
京葉コンビナートの煙突から吹き出る煙がまっすぐに上昇する
風もなく暖かい1日になりそうだ
いつもは釣り人で賑わう漁港
さすがに元日は誰もいなかった
漁師の軽トラがたまに通り過ぎるだけだ
貸し切り状態の釣り場を心細く歩き回る
まず堤壁付近でワームを躍らせてみた
潮は上げに向かっているが、蛎殻に海水が浸るまでは辛抱が続く
港内をうろつき回ってようやくアイナメを釣り上げた
それにしても海水がきれい過ぎる
4メートル近い水深のボトムまでクリアに見えている
それでも丹念に探り歩いた結果、数尾のアイナメが姿を現した
中には30センチを超える良型も混ざっていた
しかし食込みフッキングするまでには至らずといった結果だった
アシストフックを付けるなど工夫が必要だろう
そんな反省に浸っている間に日没が近づく
小アイナメの一尾では入魂とは到底言えない
いつものパターンで二次会の会場へと移動する
水鳥が水面を滑るように浮いている
海面がざわついているのはボラの幼魚が群れているのだろう
まだまだ上がり続ける潮のアップサイドにルアーを放り込む
ドリフト気味に巻いてくるがノーバイト
今夜も厳しそうだ
小さめのワームにチェンジして潮下にキャスト
ストリームに逆らうように巻いてくると小さなバイトをようやくキャッチ
小型のチーバスが釣れた
アジングロッドでも余裕で取り込める
むしろ物足りないくらいだ
しかし後が続かず、満潮でしばらく潮が止まった
一旦、コンビニへ向かい、コーヒーブレイクしながら暖を取った
軽い気分チェンジを終えて潮の下げ始めた運河へと戻る
それでも相変わらずシビアな状況は続いていた
水鳥とボラしかいない運河にアジングロッドの風切り音が響き渡る
諦めかけながらも潮に流していると金属的なバイトを感じた
「コン」というより「キン」に近い感じだった
バイトに飢えたアングラーは条件反射でフッキングを決めた
取り込もうと寄せてくる途中で獲物が突然暴れ始めた
暗い運河の水面を叩くような激しい水音が聞こえる
スプールが逆転してかなりのラインが放出されてしまったようだ
少しドラグを締め込んでからリールをムキになって巻き返す
しばらく巻くと再びドラグが鳴り響く
「釣り上げたい」というよりは「正体を見てやりたい」というのが正直な気持ちだ
魚種は何だ?大きいのか?
攻防を繰り広げながらもようやく薄明りの中、細長い魚体を確認して取り込んだ
50センチ強のフッコだった
あれだけ激しいやり取りをしたにもかかわらず思ったほどの大物ではなかった
パツンパツンのロッドがゆえに魚を必要以上に暴れさせてしまったのかもしれない
メバラーの自分にとって高弾性ソリッドには苦手意識があった
こんな棒で魚が釣れるのか?
しかしリールを装着してルアーをキャストして操作してみると意外に使えるロッドだと感じた
3グラム程度のジグ単のダートや軽めのメタルジグのリフト&フォールなど、ハリあるので操作がとてもしやすい
感度もメバルロッドのチューブラタイプよりも上を行っているかもしれない
バイトに対してだけではなく、ストラクチャーに触れた際の振動も手元に増幅して伝わる気がした
魚をかけてからのパワーも粘りも十分あることが実証された
魚と喧嘩してしまうところは攻撃的な釣りをしたいというアングラーには打ってつけだ
反対に仲良く魚と釣りをしたいというアングラーはパラボリックなロッドをセレクトした方が良いだろう
SHIMANO Soare BB Ajing
軽くて安くてなかなかコスパの優れたロッドだと評価したい
世間は正月ムード一色に染まる
そんな正月も自分にとっては単なる連休に過ぎない
イベントに盛り上がる群衆を尻目に海へと向かう
今回のミッションはニューロッドの試釣だ
SHIMANO Soare BB Ajing S704LS
廉価版ロッドがセールで更に安くなっていたのでリアクションバイトしてしまった
ショートが流行りのアジングロッドの中ではロングレングスの部類になる
ただしアジを狙うつもりで購入したわけではない
パツンパツンで感度ビンビンのカーボンソリッドで根魚やシーバスと遊んでやろう
そんな魂胆を抱きながら16号を富津へとひた走る
京葉コンビナートの煙突から吹き出る煙がまっすぐに上昇する
風もなく暖かい1日になりそうだ
いつもは釣り人で賑わう漁港
さすがに元日は誰もいなかった
漁師の軽トラがたまに通り過ぎるだけだ
貸し切り状態の釣り場を心細く歩き回る
まず堤壁付近でワームを躍らせてみた
潮は上げに向かっているが、蛎殻に海水が浸るまでは辛抱が続く
港内をうろつき回ってようやくアイナメを釣り上げた
それにしても海水がきれい過ぎる
4メートル近い水深のボトムまでクリアに見えている
それでも丹念に探り歩いた結果、数尾のアイナメが姿を現した
中には30センチを超える良型も混ざっていた
しかし食込みフッキングするまでには至らずといった結果だった
アシストフックを付けるなど工夫が必要だろう
そんな反省に浸っている間に日没が近づく
小アイナメの一尾では入魂とは到底言えない
いつものパターンで二次会の会場へと移動する
水鳥が水面を滑るように浮いている
海面がざわついているのはボラの幼魚が群れているのだろう
まだまだ上がり続ける潮のアップサイドにルアーを放り込む
ドリフト気味に巻いてくるがノーバイト
今夜も厳しそうだ
小さめのワームにチェンジして潮下にキャスト
ストリームに逆らうように巻いてくると小さなバイトをようやくキャッチ
小型のチーバスが釣れた
アジングロッドでも余裕で取り込める
むしろ物足りないくらいだ
しかし後が続かず、満潮でしばらく潮が止まった
一旦、コンビニへ向かい、コーヒーブレイクしながら暖を取った
軽い気分チェンジを終えて潮の下げ始めた運河へと戻る
それでも相変わらずシビアな状況は続いていた
水鳥とボラしかいない運河にアジングロッドの風切り音が響き渡る
諦めかけながらも潮に流していると金属的なバイトを感じた
「コン」というより「キン」に近い感じだった
バイトに飢えたアングラーは条件反射でフッキングを決めた
取り込もうと寄せてくる途中で獲物が突然暴れ始めた
暗い運河の水面を叩くような激しい水音が聞こえる
スプールが逆転してかなりのラインが放出されてしまったようだ
少しドラグを締め込んでからリールをムキになって巻き返す
しばらく巻くと再びドラグが鳴り響く
「釣り上げたい」というよりは「正体を見てやりたい」というのが正直な気持ちだ
魚種は何だ?大きいのか?
攻防を繰り広げながらもようやく薄明りの中、細長い魚体を確認して取り込んだ
50センチ強のフッコだった
あれだけ激しいやり取りをしたにもかかわらず思ったほどの大物ではなかった
パツンパツンのロッドがゆえに魚を必要以上に暴れさせてしまったのかもしれない
メバラーの自分にとって高弾性ソリッドには苦手意識があった
こんな棒で魚が釣れるのか?
しかしリールを装着してルアーをキャストして操作してみると意外に使えるロッドだと感じた
3グラム程度のジグ単のダートや軽めのメタルジグのリフト&フォールなど、ハリあるので操作がとてもしやすい
感度もメバルロッドのチューブラタイプよりも上を行っているかもしれない
バイトに対してだけではなく、ストラクチャーに触れた際の振動も手元に増幅して伝わる気がした
魚をかけてからのパワーも粘りも十分あることが実証された
魚と喧嘩してしまうところは攻撃的な釣りをしたいというアングラーには打ってつけだ
反対に仲良く魚と釣りをしたいというアングラーはパラボリックなロッドをセレクトした方が良いだろう
SHIMANO Soare BB Ajing
軽くて安くてなかなかコスパの優れたロッドだと評価したい
この記事へのコメント
ソアレいいですねー!羨ましいです!入魂おめでとうございます。
釣り人さんのナスキーの記事見てナスキー2000買いましたよ!前は旧レブロス使ってたんですが、ガタガタになったんでちょうど考えてたんです!
自分はまだナスキー入魂出来てないんでこれから頑張ります!
Posted by 新井 at 2017年01月08日 12:17
ナスキーは、値段もそこそこで使いやすくて素晴らしいリールです。入魂の知らせをお待ちしておりますよ。
Posted by 漁港アングラー at 2017年01月08日 20:00