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Posted by naturum at

ソコリ近くの夕マヅメ。

潮が引いたスロープ。

陽はだいぶ西に傾き、間もなく常夜灯が灯り始めようとしている。


スロープ脇から延びる突堤。

先端付近から岸と平行にジグをキャストする。



今回の弾薬はメジャクラ・ジグパラブレード7グラムのゼブラグロー。

フックが絡みやすいのが難点だが、魚受けは素晴らしい。


ジグは向かい風を突き抜けるように30メートルほど飛んで着水した。

カウントダウンが始まる。


狙うレンジは次の2条件。

1.ボトムのストラクチャーに触れないよう底は切ること
  自然の根や大小のゴミがあるので根掛りしたらジグをロストすることになる。

2.ボトムべったりのロックフィッシュがバイトできるようなるべく底付近を泳がせること
  この日は活性が低いことを痛感していたので中層より上には浮いてこない。


沖側から順にトレースラインを描いてくる。

5歩ほど岸際に移動したポイントからフルキャストしたメタルバイブ。

ブルブルとした振動を手元に感じる。

そのままリトリーブしているとジグが引っ手繰られた。


考える間もなく体がフッキングを入れている。

ドラグは出さない、出させない。

予めキツキツに絞め込んでおいた。

ロッドをグイグイ絞め込んで必死の抵抗を見せる。

首をガクガクと振りながら底へ潜ろうとしている。

PE04と8lbのリーダーで踏ん張る。


ある程度浮かせたところでドラグを少しだけ緩める。

しかし抵抗する力は残っていないのか、ドラグはさほど出なかった。


寄せ波に乗せてスロープへとランディング。


34センチのアイナメだ。

体長はあるがかなり痩せている。

産卵後のメスの個体だろうか。

やり取りの際の元気はあったので体力は回復しているはずだ。




魚体を洗って改めて撮影する。

2020年の初フィッシュ。


奇しくも2019年の釣り納めもアイナメだった。

しかもサイズが同じ34センチ。

そしてリリースしたのもこのスロープ付近。


まさか同じ魚じゃないだろう・・・

そんなバカなことを考えながらタックルを片付け始めた。

それから車のエンジンを掛け、偏光グラスを外して対岸に目をやる。


製鉄所の工場夜景が凍てつくような輝きを放っていた。



  

Posted by Take3 at 17:20ルアーフィッシング
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